
ファイブスター株式会社
人事部:大塚 様
–ご支援内容–
採用ピッチ資料の作成
-ご支援期間-
2025年4月〜2025年6月(納品後、現在も活用中)
【導入前の課題】
スタートアップならではの“温度感”が求人媒体では伝わらない
社風や働き方に合う人材が集まりにくい
採用初期フェーズで、広報・ブランディングに割くリソースが不足
【導入後の効果】
候補者との面談前から「共感」が生まれるように
応募後の一次辞退が半減
面接の会話が“説明”から“対話”にシフト
入社後の定着率も向上
インタビュー
ファイブスター株式会社 人事部 大塚 様

採用においてはどのような課題を感じていたのでしょうか?

いちばん大きかったのは「会社の魅力が正しく伝わっていない」と感じたことです。
スタートアップなので、当然ながら知名度はまだまだ。求人媒体には掲載していたものの、私たちの想いや文化、働き方の柔軟さなどはスペースや表現の制限があり、十分に伝えきれませんでした。
結果として、応募はあっても「なんとなく応募してみました」という方が多く、一次面接での辞退や面接後の温度差が目立ちました。面接で1から説明する時間も増えており、「事業に共感して応募してくれる人と出会いたい」と強く思っていました。

そこで「アイリクピッチ」の導入を検討されたわけですね。

はい。もともと採用資料の重要性は感じていましたが、「自分たちだけで作るのは難しい」とも思っていました。内容をどう構成すべきか、どこまで語っていいのか、デザインはどうするか……考え出すと止まらないんですよね。
そんなときに、「アイリクピッチ」のサービスを知って問い合わせしました。
初回のヒアリングから非常に丁寧で、こちらの話にしっかり耳を傾けてもらえたのが印象的でした。

実際に作成された採用ピッチ資料は、どのような内容でしたか?

資料全体は16ページ構成で、非常に見やすく、かつ“読み物”として面白かったです。
・1枚目:私たちのミッションと価値観(Why)
・2〜3枚目:代表メッセージ(ビジョンと創業の経緯)
・4〜5枚目:事業モデルと提供サービス
・6〜9枚目:働く環境、文化、チームメンバーの紹介
・10〜12枚目:実際のプロジェクトや業務フロー
・13〜14枚目:募集職種・働き方・評価制度の紹介
・15〜16枚目:選考フロー・応募後の流れとQ&A
特に嬉しかったのは、「私たちが普段あまり言語化できていなかった価値観」や「働き方へのこだわり」が、しっかりと“見える形”になったことです。
Slackでのやり取りのスクリーンショットや、オフィスの写真、社員のインタビューなども入れていただき、ありのままの社風が伝わる資料になりました。

資料導入後の変化はいかがでしたか?

大きな変化は、候補者の温度感が明らかに変わったことです。
面接の冒頭で「資料、全部読ませていただきました」「まさにこういう会社で働きたいと思いました」と言ってくださる方が増えました。
面談の内容も、「説明」から「対話」に変化しました。お互いに理解がある状態で話ができるので、本質的な価値観のすり合わせができるようになったと感じています。
また、一次面接の辞退率が半分以下になったことで、工数も大幅に削減できました。

アイリクピッチの制作体制についても教えてください。

まず、ディレクターさんのヒアリング力が非常に高かったです。単なる“取材”ではなく、こちらの言葉の意図や背景に踏み込んで、「こういう表現にしてみては?」と提案してもらえました。
また、デザイナーの方も資料を“きれい”にするだけではなく、“どうすれば伝わるか”にこだわってレイアウトやカラー選定をしてくれたのが印象的でした。
納品後も修正依頼にスピーディに対応してもらい、ストレスなく完成までたどり着けました。

今後、資料の活用方法について展望はありますか?

実は現在、大学の就職課やイベント登壇などでもこの資料を活用しています。Webだけでなく、紙資料として配布しても見栄えが良く、「きちんとした会社」という印象を持ってもらえるのもありがたいですね。
今後は、社員紹介スライドや、新卒向けの研修資料などにも展開できると感じています。会社の「言語化された資産」として、今後も活かし続けていきたいです。

最後に、アイリクピッチの導入を検討している企業へのメッセージをお願いします。

「うちは資料にするほどのことないかも」と思っている企業ほど、やってみる価値はあると思います。私たちも最初はそう思っていましたが、外部の視点で自社の強みや文化を言語化してもらうことで、社内のメンバーの認識も深まりました。
採用において、“誰を採るか”だけでなく、“誰に響くか”が重要になっています。その点で、アイリクピッチは「自社に合う人を惹きつける」強力な武器になりました。
共感で人が動く時代に、共感を生む採用ピッチ資料は、これからの採用の標準になると思います。
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